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FILM DETAIL

  • 私のちいさなお葬式/Karp otmorozhennyy

私のちいさなお葬式/Karp otmorozhennyy

監督:ウラジーミル・コット

2017/ロシア/100min LNG:Ru Sub:Jp

SCHEDULE

3/1(日)~3/7(土)10:00
※3/4(水)は休映となります。
3/8(日)~3/14(土)17:30
3/15(日)~3/20(金)12:30/20:00
※3/16(月)、3/17(火)、3/18(水)の20:00の回は休映となります。

ABOUT FILMS

73歳、年金暮らし。それはあまりにも突然の余命宣告・・・。
自分の<お葬式計画>に奮闘するエレーナの笑って泣けるやさしさに包まれる物語!!

 世界一の超高齢化社会に向かって突き進む現代の日本では、すっかり浸透した感がある“終活”という言葉。誰しも逃れられない死という現実をネガティブに捉えるのではなく、自分らしい最期を迎えるために葬儀や遺言の準備、身のまわりの生前整理をするこの行いは、『死ぬまでにしたい10のこと』(02)、『エンディングノート』(11)、『母の身終い』(12)、『92歳のパリジェンヌ』(15)といった国内外の話題作のテーマになり、人生という長く険しい旅を前向きに見つめ直す機会を観客に提供してきた。

 ロシアののどかな片田舎の村から届いた『私のちいさなお葬式』も、そんな“終活映画”の系譜に連なるヒューマン・ドラマ。しかも尊厳死などの物議を醸す問題を扱ったシリアスな社会派映画ではなく、このうえなく元気でチャーミングな老婦人の予想もできない一挙一動が、観る者の頬をふんわりと緩ませ、驚きと感動をもたらしてくれる珠玉作。

 村にひとつしかない学校で教職をまっとうし、定年後は慎ましい年金暮らしを送っている73歳のエレーナ(マリーナ・ネヨーロワ)が、病院で突然の余命宣告を受けた。5年に1度しか顔を見せないひとり息子オレク(エヴゲーニー・ミローノフ)を心から愛しているエレーナは、都会で仕事に大忙しの彼に迷惑をかけまいとひとりぼっちでお葬式の準備を開始する。まずは埋葬許可証を得ようとバスで戸籍登録所を訪れるが、中年の女性職員に「死亡診断書がなければ駄目です」と素っ気なく告げられ、元教え子のセルゲイが勤める遺体安置所へ。「息子は忙しすぎて、葬儀だのお通夜だの手配できないわ。私はただ、いいお葬式にしたいだけなの」そう事情を説明してセルゲイにこっそり死亡診断書を交付してもらったエレーナは、戸籍登録所での手続きを済ませたのち、葬儀屋で真っ赤な棺を購入する。

 翌日、ふたりの墓掘り人を引き連れて森の墓地に出向いたエレーナは、そこに眠る夫の隣に自らの埋葬場所を確保する。隣人のリューダに秘密のお葬式計画を知られたのは誤算だったが、すぐさまエレーナの心情を察したリューダは、ふたりの友人とともにお通夜で振る舞う料理の準備まで手伝ってくれた。リューダらが去った後、生前の夫との思い出の曲をかけながら死化粧を施す。
 かくしてすべての段取りを整え終えたエレーナの“完璧なお葬式計画”は想定外の事態へと転がり出すのだった……。

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